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岡山で病気平癒の御利益で有名な日本第一熊野神社

岡山

岡山で病気平癒の御利益で有名な日本第一熊野神社

はじめに

「熊野神社」は和歌山県の熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)を本宮として全国に4700社ある神社です。特に和歌山県の熊野三山、長野県と群馬県の間にある熊野皇太神社、山形県南陽市にある熊野大社「日本三大熊野」と呼ばれており、熊野信仰の中心となっています。今日はそんな熊野神社の中から岡山県にある「日本第一熊野神社」を紹介したいと思います。

日本第一熊野神社の御由緒

日本第一熊野神社は岡山県倉敷市にある神社です。この神社のはじまりは、699年のこと当時、修験道の祖といわれた、役小角【えんのおずの】が、人々を惑わしたとして熊野本宮大社付近に隠れていたところを捕らえられ伊豆大島に流されてしまいます。実はこの時、彼の遺志を継いだ弟子5人が熊野本宮大社のご神体を捧持したとされ、それから3年後の701年、神託を得てこの地に熊野本宮大社のご神体をお祀りしたとされます。その後740年、聖武天皇より岡山県児島地域を熊野神社のために寄進され、木見に新宮(現、新熊野三山諸興寺跡)山村に那智宮を建て、「新熊野三山」としました。その後761年孝謙天皇により、紀州熊野神社と同様の社殿【十二所権現宮】を備え、紀州熊野山に対し、「日本第一大霊験根本」の名を奉られ、この神社の名前の元となりました。当時は大いに繁栄しましたが、平安時代には衰退してしまいます。その後、承久の乱の際、児島に配流となった、後鳥羽上皇の4子頼仁親王により、再建され、再び繁栄しました。その後応仁の乱の影響で焼失、1492年に再建が開始され、その時建てられた第二殿が国の重要文化財となっています。

日本第一熊野神社の御祭神とご利益

日本第一熊野神社の御祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)家都御子命(けつみこのみこと)速玉男命(はやたまおのみこと)です。伊邪那岐命伊邪那美命は「古事記」によれば、日本で最初に男女の関係を持ち、結婚した神様で日本国土を司る神様を生み、さらには海、山、の神様を生んでいます。さらには伊勢神宮内宮の御祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の親神でもあります。ご利益は縁結び、子孫繁栄、「商売繁昌」「子授け」「出世開運」です。家都御子神(けつみこのかみ)、ちょっと聞きなれない名前の神様ですが、この神様は須佐之男命(すさのおのみこと)と同神といわれています。「古事記」の記述によると須佐之男命は自分の髭を抜いて荒地に植えたところ森になったとあり、和歌山県が紀州、紀ノ國といわれるのは実は「木の国」が変化したものという説もあり「熊野」と縁の深い神様といえます。ご利益は「厄除け」「病気平癒」「縁結び」「五穀豊穣」などはあります。最後の速玉男命は、古事記には出てきませんが、「日本書紀」に「記述はあります。それによると、伊邪那美命が亡くなった後。伊邪那岐命を追っていたところ黄泉の国(死後の世界)にいたとき、伊邪那美命の遺体は腐ってしまっており、雷神が生まれはじめていました。それを見た伊邪那岐命「もう縁を切りましょう」と静かに言い「お前には負けないつもりだ」と続けていって唾を吐いたといいます。その唾から生まれたのがこの神様です。ご利益は「縁切り」「厄除け」です。なおこの神社のご利益は「病気平癒」です。

日本第一熊野神社の見どころ

本殿

境内は熊野本宮大社と似た建物でしたが、素朴であり、「おばあちゃん家」のように、参拝した私たちを優しく迎えてくれていたようでした。建物は本殿を含め、第一殿から第六殿まであり、中でも第二殿は国指定の重要文化財に指定されています。

本殿ではハート型の模様の虫を見つけました。

三重塔

境内には、見事な三重の塔があります。創建は1820年で元は五流尊瀧院(ごりゅうそんりゅういん)の建物でしたが、明治時代に分離され、現在に至ります。

後鳥羽上皇の宝塔

熊野神社の境内には後鳥羽上皇の宝塔があります。鎌倉時代のこと承久の乱(1221年)に敗れた後鳥羽上皇は北条氏によって隠岐の島に流されました。その四子である、頼仁親王(よりひとしんのう)はこの地に流され、26年間過ごしたといわれています。その間に父の後鳥羽上皇が隠岐で亡くなってしまったので仁治元年(1240年)この地に宝塔を建て、供養したといわれています。

八尾羅宮

八尾羅宮【はっぴらぐう】は、熊野神社の境内にある神社で、創建は江戸時代とされます。この神社の神様は「商売繁盛」「いじめ除け」にご利益があるという珍しい神社です。

珍しいお守り

この神社は、「からだ守り」というお守りがあり、痛い場所に合ったものを購入することで、病気平癒の穂利益があります。「血圧安定御守」というものがあり、高血圧の方に良いそうです。

日本第一熊野神社へのアクセス

電車の場合

東京、名古屋、大阪から「東海道、山陽新幹線」「岡山」駅まで行く。

「岡山」駅から瀬戸大橋線で児島高松方面行で「木見」駅下車徒歩20分、または「植松」駅から徒歩24分

または「岡山」駅から山陽本線福山方面行「倉敷」駅まで行き、そこから下電バス天城線「児島駅行」「熊野神社入口」下車徒歩7分

車の場合

瀬戸中央自動車道「水島」インターから5分です。

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