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長野県のシンボル善光寺を守る善光寺三鎮守とは?

神社情報

長野県のシンボル善光寺を守る善光寺三鎮守とは?

はじめに

前回のブログでは、長野県のシンボルである善光寺を守る、善光寺七社の中から四社を紹介しましたが、今回は善光寺三鎮守と呼ばれる三社について紹介します。善光寺三鎮守とは、武井神社、湯福神社、妻科神社の三社を指します。善光寺七社の中でも三鎮守はとくに深いかかわりがあるので、そこもできるだけ書いていきます。

武井神社(たけいじんじゃ)

 

武井神社は長野県長野市は善光寺七社ならびに、善光寺三鎮守の1つとなっています。創建は白鳳時代(692年)頃といわれています。「武井」という社名という言われは、神官の武井祝[たけいほうり]一族が奉斎したからといわれています。が別の説もあります。創建当初は「武井明神」「諏訪明神」と呼ばれていました。その後1847年大震災でいったん焼失しますが、1860年に再建されます。この神社では寅年、申年にこの神社、湯福神社、妻科神社建御名方富彦神別神社の四社交替で御柱祭が行われます。

武井神社の御祭神とご利益

武井神社の御祭神は、諏訪大社の御祭神でもある建御名方命[たけみなかたのみこと]です。正確にいえば建御名方命の和魂[にぎみたま]といわれています。和魂というのは、建御名方神の平和、調和、思いやり、をもたらす働きのことで、五穀豊穣、家内繁栄の御利益があるといわれています。

見どころ

この神社の見どころは武井神社の社務所の前にある庭園です。このような水場は、神社には必ずあり身体にある罪や穢れを癒す働きがあります。

湯福神社(ゆぶくじんじゃ)

湯福神社は長野県長野市箱清水にある神社で、善光寺に隣接しています。この神社の創建については不明ですが、「日本書紀」「持統天皇5年(691年)のこと、使いの者が龍田風神(奈良県の龍田大社の神様)信濃(長野県)の諏訪神、水内の神などを祀った」とあり、水内神がこの神社であるという説があります。その後善光寺、戸隠神社の守護神として崇敬されました。しかし1847年善光寺平で起きた善光寺地震の影響で社殿が倒壊してしまったため、1862年に再建されました。これが現在の社殿です。境内には善光寺の開祖である、本多善光の像が2007年に建てられ、多くの方に崇敬されています。なお社名の「湯福」というのは「伊吹」に繋がり、風の神様を祀るという意味だと考えられます。

湯福神社の御祭神とご利益

湯福神社の御祭神は諏訪大社の建御名方神(たけみなかたのかみ)の荒魂といわれています。荒魂とは建御名方神の荒々しい部分のことで、挑戦やチャレンジなど、行動を司るといわれています。今まさに行動しようとする方に、目標達成や、前に進む力を授けてくれるというご利益があります。

見どころ

湯福神社の見どころは、参道の東側と西側のにあるケヤキです。東側のケヤキは樹高20.6m樹齢は約900年、西側のケヤキは21.6m樹齢約700年参道西の玉垣にあるケヤキは樹高17.4m、樹齢約800年といわれており、三本とももともとは長野県指定の文化財だったものです。

妻科神社(つましなじんじゃ)

妻科神社は長野県長野市南長野にある神社で、長野電鉄長野線の「権堂」駅から1.5㎞の場所にあります。この神社は健御名方富命彦神別神社(長野県長野市にあり、建御名方命(たけみなかたのみこと)を祀る神社の后神を祀ることから「妻科」という名前のようです。創建年は不詳ですが、伝承によれば出雲の国譲りの折、武御雷神(たけみかづちのかみ)と争って敗れた建御名方神(たけみなかたのかみ)が、出雲国(島根県)から北上し、千曲川を通って善光寺付近で武御雷神に追いつかれ応戦し、負傷した後、生島足島神社(長野県上田市)で養生した後諏訪に至ったといいます。一方建御名方神の妻は戦火を逃れ、据花川の上流にあるこの地に隠れ住んだといわれています。文献の中での記載は、「日本三大実録」(860年)に登場し、当時は神社の社殿に接して古墳があったようです。この神社もと持ち回りで諏訪大社同様、申年、寅年に「御柱祭」を行ってい武井神社、湯福神社、健御名方富命彦神別神社ます。

妻科神社の御祭神とご利益

妻科神社の御祭神は、諏訪大社の御祭神である建御名方命(たけみなかたのみこと)の后神である八坂刀売命(やさかとめのみこと)です。この神様は水神、農業の神、温泉の神として地元で信仰されています。この神様については諸説ありますが、「先代旧事本紀」によれば、饒速日命(にぎはやひのみこと)に従って京都府宮津市にある真名井神社付近に降臨した32柱の神様の1柱である天八坂彦命(あまやさかひこのみこと)のお子神であり、五穀豊穣や、夫婦和合、子授け、縁結びの御利益があります。この神様は民間信仰であることから「古事記」「日本書紀」には出てきませんが、地元の人からは「諏訪の女神様」として篤く崇敬されています。

妻科神社の見どころ

見どころの1つは妻科神社の摂社です。摂社には天神社(天満宮)水神社聖徳社養蚕社があります。中でも正徳社は、「聖徳宮」と呼ばれ、善光寺、弥栄神社の祇園祭りはこの神様を中心に行われたそうです。また神社の境内には樹齢300年の「千寿ケヤキ」であり、樹高25m、幹幅7.1mあります。私は冬いったので枯れ木でしたが、新緑の季節に行くと、きっと癒されると思います。

各神社へのアクセス

長野駅までのアクセス

「東京」駅から北陸新幹線で約1時間半「長野」駅下車

「大阪」駅から特急サンダーバード「金沢」駅まで行きそこから北陸新幹線で1時間「長野」駅下車

「名古屋」駅からは特急ワイドビューしなの号で3時間終点「長野」駅下車

武井神社へのアクセス

「長野」駅から長野電鉄「権堂」駅下車徒歩7分

湯福神社へのアクセス

「長野」駅から戸隠方面のバスに乗り「善光寺西」のバス停下車徒歩5分

妻科神社へのアクセス

「長野」駅から長野電鉄「権堂」駅下車徒歩15分

「長野」駅から徒歩約20分

 

 

 

 

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