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岡山で安産 縁結びにご利益がある大きな石のある神社

岡山

岡山で安産 縁結びにご利益がある大きな石のある神社

はじめに

私たちが一般に「神社」と呼んでいるものは、鳥居があり本殿にはご神体として鏡が祀られて、その奥には「鎮守の森」あるいは「御神域」があるものをイメージしますが、そのような形の神社ができたのは奈良時代(西暦710年~780年頃)であり、寺院よりも実は新しいのです。ではその前の時代は神社がなかったかというとそうではありません。古代の人々は山や海、川そのものを「神様」としてお祀りしており、本殿は無いのが一般的でした。今でも奈良県の三輪山の麓にある大神神社(おおみわじんじゃ)や富士山の麓にある富士山本宮浅間大社(ふじざんほんぐうせんげんたいしゃ)はその名残が残った神社といえるでしょう。また私たちが住む町にある神社の中でも「御神木」座(大きな石に注連縄(しめなわ)をまいたもの)がありますが、これも古代の神社の流れをくむものです。今日はそんな古代の神社の流れを感じさせる、玉比咩神社(たまひめじんじゃ)を紹介しましょう。

御神木

磐座(いわくら)

玉比咩神社の由緒

玉比咩神社は岡山県玉野市にある神社です。この神社の創建は不詳ですが、863年に作成された「備前国神名帳」にその名があることから、少なくとも平安時代には存在したようです。その後江戸時代には、歴代藩主に崇敬され、2回にわたって寺社奉行に命じ、神社の修復にあたっています。その当時は「八幡宮」と称していた時期もありましたが、明治2年(1868年)に、現社号の玉比咩神社となりました。現在の社殿は昭和2年(1927年)の改築されたものです。

玉比咩神社の御祭神とご利益

玉比咩神社の御祭神は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)です。「古事記」によればこの神様は、日本の初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)の祖母にあたる神様で、海の神様である綿津見命(わたつみのみこと)の娘として生まれました。その後天照大神から数えるとひ孫にあたる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と結婚するのですが、その出会い方が多くの人が子供の頃聞いた昔話「浦島太郎」に似ているのです。これからその部分を紹介していきます。

あるとき山幸彦(彦火火出見尊)は、兄の海幸彦の大事にしていた釣り針を無くしてしまいます。怒った海幸彦は釣り針を絶対探してくるよう厳命します。困った山幸彦が海辺で悲しんでいると、塩椎神(しおつちのかみ)が現れ、海の神の住む宮殿に行くようにいいました。その宮殿で出会ったのが海の神様である綿津見命(わだつみのみこと)とその娘の豊玉姫命(とよたまひめのみこと)でした。山幸彦命は豊玉姫命を見るなり、恋に落ちました。この宮殿は竜宮城のモデル、そして豊玉姫命は乙姫のモデルとなったと考えられています。

綿津見命山幸彦に対して、無くした釣り竿を返し、豊玉姫命山幸彦の結婚を認めたそうです。その後豊玉姫命はすぐに子供を身ごもり、生まれたのが神武天皇の父である、鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)です。この時、出産が大変順調であったことから「安産」の御利益があるといわれています。安産の他の御利益としては、「縁結び」「恋愛成就」「育児」「子授け」があります。なおこの神社のご利益は「安産」「海上安全」「航海安全」です。

 

玉比咩神社の見どころ

【巨大な岩】

玉比咩神社を象徴するのが、この巨岩であり海の神様であり、浦島太郎の乙姫様のモデルとなっている豊玉姫命(とよたまひめのみこと)をお祀りしています。この巨岩がいつからあるかは不明です。昔はこのあたりが入江になっていたようで、巨岩は上部分しか見えておらず「玉石」と呼ばれていしまたが、次第に水が引くと中世には「立石」と呼ばれるようになりました。また、この巨岩から3つの火の玉が飛び出し、1つが神社の後方にある臥竜山の中腹に、2つ目が西大寺の観音菩薩、最後の1つが牛窓になったとあり、まさにそのご神力に驚かされます。

平成20年橋が建設され、岩に触ることができるようになり、直接岩のパワーに触れることができるようになりました。ご利益は「安産」「海上安全」です。

あなたも神様からご利益の「玉」を受けとりましょう。

 

 

【臥竜稲荷神社】

臥竜稲荷神社は、玉比咩神社の後方、臥竜山の中腹にあり、ここからは玉野市街が一望できます。またこの山には古代作られた巨石群があり歴史が感じられます。

 

玉比咩神社へのアクセス

JR「岡山」駅から宇野線で50分「宇野」駅まで行き、「宇野」駅からバスで15分

「岡山」駅から両備バス「渋川マリンホテル」行または「両備」線おもちゃ王国線「おもちゃ王国」

で1時間11分「玉橋」下車徒歩5分

車の場合

瀬戸中央自動車道「児島」インターから約35分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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