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多賀大社は日本随一のパワースポット?そのご利益とは?

滋賀

多賀大社は日本随一のパワースポット?そのご利益とは?

はじめに

 

滋賀県彦根市、「ひこにゃん」で人気の彦根城の東に多賀町という町があります。この地域は「古事記」によれば、日本最初に結婚した伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)が天照大御神(あまてらすおおみかみ)須佐之男命(すさのおのみこと)をはじめ、八百万の神様をお生みになった後、この地に降臨され、そこに永久に鎮座されたと場所とされ、古来より伊勢と並んで人々から崇敬されてきました。今日はその多賀町に鎮座する多賀大社について書いていきたいと思います。

 

 

多賀大社ととその歴史

 

多賀大社は滋賀県犬上郡多賀町にある神社で、地元の人から「お多賀さん」と呼ばれ親しまれています。この神社の創建は不明ですが、712年成立の日本最古の歴史書「古事記」には、「伊邪那岐大神は淡海の多賀に座すなり」とあることから、このころには既に多賀大社があったものと思われます。

また一説には多賀大社の前にはこの一帯を支配していた、犬上氏【第一回遣唐使の犬上御田鍬(いぬがみのみたすき)の一族】の祖神を祀っていたのではないか?言われます。その後も朝廷や民間から崇敬され、第44代元正天皇重源豊臣秀吉公の母である大政所武田信玄らの参拝記録があります。

 

特に重源に関しては、次のような言い伝えがあります。

 

「当時80歳になる重源は東大寺の再建を任されました。そして伊勢神宮において17日間連続で参拝し、再建事業の成功を祈願したところ、天照大御神が夢の中に現れ、

「寿命を延ばしたければ多賀神に申請すべし」

という、神託があり、急いで多賀大社を訪れたところ、目の前に一枚の葉っぱが飛ばされてきました。その葉を見ると、「莚」の字に虫が食っており、これを見て重源は、この字が「廿延」つまり20年寿命が延びる神意であると考え多賀大神に

感謝しました。

実際その後重源は、20年以上も長生きし、100余歳で東大寺の再建を果たした後、再びこの神社にお礼参りした折、寿命石に坐り眠るように亡くなったと言います。

 

多賀大社の御祭神とご利益

 

多賀大社の御祭神は、はじめて夫婦となり、二人で協力をして日本国を作りさらには、天照大御神をはじめ、多くの神々を産んだとされる、伊邪那岐大神【いざなぎのおおかみ】とその妻伊邪那美大神【いざなみのおおかみ】です。命の源である神様であることから、古来より延命、縁結び、厄除けの神様として親しまれ、江戸時代には武家や民衆に急速に信仰が広がり、全国には200以上の分社があります。

江戸時代には「伊勢七度、熊野は三度、お多賀様は月参り、お伊勢まいらば、お多賀へ参れ。お伊勢はお多賀の子でござる」という里揺が流行っていたようです。

 

多賀大社の見どころ

 

 

三本杉

 

この神社のご神木は多賀大社の東、6キロの杉坂にあります。太古の昔、国生みを終えられた伊邪那岐大神がこの地で休息していると、地元の老人が栗ご飯を差し入れたといいます。この時伊邪那岐大神はたいそう喜ばれ、杉でできた箸を地面に突き刺したところ、その杉から根が生え三本杉になったという伝説があります。

 

お多賀杓子

 

奈良時代元正天皇が病に伏していた時、多賀大社の神主がしでの木で作った杓子で盛った飯を献上したところ、天皇の病はたちまち良くなった。という伝説があり、その後この杓子は「お多賀杓子」と呼ばれ、信仰を集めています。

 

寿命石

 

 

平安時代の昔、重源という僧がおり、61歳にして東大寺の再建を命ぜられました。そこで重源は延命を願いこの神社を参拝したところ、20年という寿命を頂くことができました。この石はその当時のものとされ、「寿命石」として、延命を願う参拝者が絶えません。

この他天下人豊臣秀吉も1588年母親の病気平癒を願い、米一万石を奉納し、太閤橋や奥書院庭園を造ったと言われます。このように数々の言われがある多賀大社、健康が気になる、物事を完成させたいときにぜひ訪れたい神社でもあります。

 

日向神社

 

多賀大社のすぐお隣に駐車場になっている場所にひっそり建つ日向神社。この神社の創建についても、詳細はわかりませんが、「766年に神封二戸を寄せられた」という記録があり、少なくとも奈良時代には存在したのではないかと思われます。御祭神は邇邇芸命(ににぎのみこと)です。この神様は天照大御神の孫であり、宮崎県の高千穂に降りられ、稲作を広めた神様です。ご利益は結婚成就、家内安全です。

 

金咲稲荷神社

 

金が咲くというこの稲荷神社の御利益はもちろん金運上昇です。この神社で印象的なのは京都の伏見稲荷大社を思わせる鳥居です。「鳥居」を通ることで願いが叶うと言われています。

 

多賀大社第一鳥居

 

多賀大社第一鳥居は彦根市高宮にあります。1635年に造営されたもので、その高さは11m、柱と柱の間8mというのは古式のものとしては滋賀県下で最大です。この場所は旧中山道に面しており、この鳥居をくぐり3キロ歩くと多賀大社があります。

 

多賀大社へのアクセス

 

大阪方面から東海道線でJR「彦根」駅までいき、そこからより近江鉄道本線「高宮」まで行き、そこから近江鉄道多賀線に乗り換え「多賀大社前」下車徒歩10分

 

車の場合

名神高速道路「彦根」インターより10分

名神高速道路「湖東三山」スマートICから車で15分

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